昔の日本の貯金箱
貯金箱は時代とともに
貯金箱は、室町時代の銭瓶壺からはじまり、江戸時代は銭箱、明治時代は貯金玉と、最近では、プラスチックのキャラクター人形型など、時代を反映して変化してきています。
その貯金箱を時代ごとに紹介していきます。
日本の貯金箱のはじまり

日本の貯金箱の始まりは、室町時代の伊賀焼きの「せんべい壺(銭瓶壺)」が貯金箱の祖先と言われています。
壺類は、目的別に分かれはじめ、その一つ「銭瓶壺」は、銭入れ用、蓄銭用の壺として生まれました。
銭瓶壺は、古銭が入った状態で出土しています。
写真は、銭瓶壺。
江戸時代の貯金箱
江戸時代になると、貨幣制度が整い、商業活動が盛んになり、商人や農民の中では、釘打ちをし壊されないようにし、四方を鉄の金具で止めた頑丈な「銭箱」を使ってお金を貯めるようになりました。
しかし、庶民が多く使ったのは、竹に穴をあけた、銭筒を使うのが一般的だったようです。
江戸時代以前は、「かめ、箱、筒」と呼んでいたものが、「銭がめ、銭箱、銭筒」と変化しました。
写真は、銭箱。
明治時代の貯金箱
明治時代になると、銭入れを兼ねた土人形や、「貯金玉」と呼ばれる、宝珠が貯金箱となりました。
形が「玉」形なので「貯金箱」ではなく、「貯金玉」と呼ばれていました。
宝珠は、どんな願い事もかなう縁起のいい玉のことです。
明治時代の貯金箱2
昔は、お金や大切な家財道具は、蔵に納めていました。
蔵の数で、豊かさを現していたとも言われています。
蔵の貯金箱は、庶民の、蔵を一つでも持ちたいと言う気持ちが現れている貯金箱です。
昭和時代の貯金箱
戦後、手塚治虫の「鉄腕アトム」が連載マンガとして登場しました。その後、昭和38年には、テレビマンガとして「鉄腕アトム」が放送されました。
その頃から、テレビのヒーローやヒロインが子どもたちの人気を集め、同じようにしてキャラクター貯金箱が登場してきました。
